みなさんこんにちは。英語科の五條です。
日々秋が深まり、紅葉が楽しみな季節となりました。春夏秋冬。やはり日本の四季はいいですね。コロナで窮屈さを感じることも多い中ですが、変わらず違う花が咲き、虫が鳴き、旬の食べ物が出回り、私たちを楽しませてくれます。
静かな夜は勉強もはかどりそうですから、今日は勉強法をひとつ紹介します。
限られた時間を設定して勉強をする方法です。
ただ時間を測ってやるのではなく、何分間やる、と時間を決めて「終わり」を作ることに意味があります。「限られた時間」を意識してやるのです。なぜなら、心理的な法則によると、「初頭効果」と「終末効果」というものがあり、一番集中力が上がるのは最初と最後だということだからです。「終わり」があることで最後の時間の集中力が発揮できるわけです。
例えば、みなさんも単語などを覚えたとき、最初と最後に勉強したもののほうが覚えがよく、真ん中は抜けやすいという経験はないでしょうか。
ならば、短めの時間の設定を何回かに分けてし、なるべくたくさんの「最初」と「最後」をつくるのもいいかもしれません。
人間の脳には、深く集中できる時間に限りがるといいますから、だらだらとしているなら集中力が低下していきますから長く勉強しても効果的ではありません。
ひとつ使えるアイテムとして、過ぎる時間が色で見えるタイマーがあります。ふだん私は何かとこれをかけては時間を実感してただ楽しんでいるだけですが、このタイマーは勉強するときにはとても役に立ちます。「時間を見える化」して意識することができるからでしょうか、決めた時間は 気持ちも時間もかなりしっかりと管理できます。
人間の習性や、脳の仕組み、心理的な法則を取り入れて効率よく勉強し、効果を出せるといいですね。
それでは、今年もカレンダーは残り2枚となりました。引き続きコロナに油断することなく、2020年の最後を存分に楽しみましょう。
英語・国語担当 五條
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