はじめましての方、はじめまして!

そうでない方、いつもお世話になっております!

マイティー進学院の松本です。

「君の名は。」が世界的ヒットとなった新海誠監督の最新作「天気の子」が7月19日に公開されましたね。

みなさんはもう観られたんですかね~?

私は公開されてすぐに観に行く予定だったんですが、夏期講習の準備やらその他の作業もあり忙しくて観に行けず・・・

お盆休みになって今は観に行く時間があるので、今日「天気の子」を観に行くかどうか悩んでいるところです・・・

マイティー進学院は塾なので、世間から「勉強のできる子」や「勉強の普通レベルの子」、「勉強のできない子」といわれる、いろいろなタイプの生徒さん(「天気の子」もいるかも・・・)が通ってくれています。

いきなりですが、「勉強のできる子」と「勉強のできない子」のちがいって何でしょうか?

もっと突っ込んで考えると、勉強ができない一番の理由は何でしょうか?

小中学校の学習内容であれば、それは『能力がないから』ではないと私は思っています。

小学校と中学校は義務教育です。

どの子どもにも勉強がわかる権利があります。

どの子どもにも勉強をわからせる義務を国は負っています。

それが義務教育です。

それは、納税者と国家との間に交わされた当然の権利です。

繰り返しますが、少なくとも小学校と中学校で教えられる学習内容については、国家は全員にわからせる義務を負っています。

つまり、義務教育で教えられる内容は、能力の高いごく一部の子どもだけが理解できれば良いというものではなく、能力の高い子も低い子も皆が平等に理解でき得る内容になっているはずなのです。

私は勉強ができない小学生や中学生に対して、「あの子が勉強できないのは能力が低いからだ。かわいそうに。」とは思いません。

勉強のできない理由の一番は『なまけ』からくるものだと思っているからです。

厳しい言い方かもしれませんが、勉強ができない理由は、その子が勉強をさぼってきたからだと思っています。

普段の日常の生活では実に優しくて思いやりの気持ちを持つ性格の良い子が、一方で『なまけ』が原因で勉強が苦手になっていることもあります。

そういう子に対して周囲の大人は、「あの子は勉強はできないけれど、友達思いだし、とても性格の良い子だし・・・」と言いながら、『性格が良ければ勉強のなまけは大目に見る・・・』という傾向があるように思います。

しかし、私はこういう大人の態度ほど無責任なことはないと思います。

性格が良いということだけでは、自分の進路はなかなか開けません。

社会に出て仕事を始めるとなると、そこではやるべきことをしっかりやるという心構えがなければ、仕事はできません。

いかに周囲の人に優しかったりよく気がつく子でも、基本的な仕事が不十分であれば、評価されないのです。

私はマイティーの塾生に、優しくあってほしいのと同時に努力できる人間に育ってほしいと望みます。

やるべきことをきっちりとやる心構えと努力する精神を持ってほしいと望みます。

そして、勉強ができない理由を誰かのせいだとか、能力がないからだとか、いらぬ言い訳をいちいち考えるより、自分のなまけを自覚してそれに打ち勝つ精神力の強い生徒に育ってほしいと望みます。

 

 

 

六合校の小中学生 算・数・国担当:松本