毎年のことではありますが、先週の2月10日(金)はけっこうドキドキしていた松本です。

なぜなら、静岡県内の私立高校の「合格発表」があったからです。

ドキドキする人だけでなく、「そんな時代もあったなぁ…」と感じる人や、「今度は私の番だ!」とハラハラしてしまう人もいたのではないでしょうか。

2月1・2日(水・木)に県内の私立高校入試があったのですが、その合否が先週出まして、中3の私立単願で受験した生徒たちが校舎まで続々と報告に来てくれました。

毎年、受験前の最後の授業を終えて送り出してしまうと、私たちの方から何かできることは無くなってしまうので、ソワソワしてしまうのですが・・・

最近は、「私立単願だったら名前を書けば合格するでしょ・・・」みたいなことは無くなってきているので、無事に私立受験を終え、全員合格したと報告を聞いて、ほっとしています。

合格発表の方法や様子もだいぶ変わってきましたね!

ひと昔前の合格発表といえば、各高校で12:00ぴったりに合格者の受験番号が貼り出され、受験生たちは、一斉に掲示板前に集まり自分の受験番号を探しました。

目指す自分の番号を見つけて「あった!」「合格だ!」「よかった!」など喜びの声があちこちから聞かれ、合格した受験生たちで抱き合って喜んだり、記念写真を撮ったりしていました。

しかし、最近の合格発表はコロナ禍ということもあり、当時の生徒たちの話では歓声や拍手、記念写真などは控えめだったということです

高校によっては新型コロナ対策としてWEBのみでの発表となり、学校内の掲示板は設置せず、静かな発表を迎えた学校もありました。

今年は、正午にWEB上での発表とあわせて各高校では合格者の受験番号を貼り出した学校が多かったようで、受験生や保護者は自分の受験番号を見つけると喜びをわかちあっていたそうです。

この日はあいにくの雨模様にもかかわらず、多くの受験生や保護者が発表掲示版前に詰めかけたらしく、TV局もその取材に行っていたようです。

近所の私立高校にも取材に来ていたみたいで、TV映像を見ていると、スマホで写真を撮ったり合格を電話で伝えたりしていて友人や家族と喜びを噛みしめていました。

塾生も映っていて?驚きました!

インターネットでも合格したかどうか確認できるようになっているので、新型コロナの影響もあって直接学校に足を運ぶ受験生は減っているということなので、そういった意味では少し寂しい感じがしますね。

▲最近は高校まで行かず合否をスマホで確認してから、記念にスクショするそうです!

それでもやはり、「合格」の2文字はうれしいものです。

「高校受験」は人生における大きな階段の1つです。

目標をもって望み、それに向かって努力して合格した受験生のみなさん、本当におめでとうございます。

公立高校入試を控えた併願の生徒たちも少し気持ちが落ち着いたようで、これからの追い込み勉強に弾みがついたように見えます。

公立高校受験が控えているみなさんはこれからが正念場!

「もうひと踏ん張りがんばりましょう!」応援しています。

まだ公立高校の受験を控えた生徒たちの授業もあり、マイティーの中3の塾生全員で喜びを分かち合うことができませんでしたが、今年も私立高校受験は全員合格で特待やスカラシップでの合格など多くの好結果も出してくれました。

『〇〇高校に合格した』という結果はもちろん大事なのですが、受験に合格することだけが目的ではありませんので、長い目で見れば、やはり『高校受験という大きな壁を乗り越える』という経験やがんばりは何ものにも代えがたいものとして、生徒一人ひとりの人生の糧になってくれるものと思います。

・・・・・・などといろいろと思うところや伝えたいこともあったのですが、私立単願の生徒たちの受験が終わってほっとした笑顔を見ていたら、素直に私もうれしくなってしまいました。

今回、私立単願の受験で合格を勝ち取ったみなさん、高校の価値は世間ではなくみなさん自身が決めるものです。

受験勉強が大変だったということは、みなさんが手にいれた合格証書が価値のあるものである証拠です。

「大変」なことというと、どうしてもネガティブに捉えがちですが、大変という言葉は「大きく変わる」と書きます。

「大きく変わる」ことを乗り越えることができたのだから、胸を張って、誇りを持って入学式にのぞんでください。

受験勉強をマイティーでがんばったみなさんには、一生懸命がんばった気持ちや勉強の仕方、継続することの大切さなどを常に心の片隅に、4月からの新しい学校生活を迎えてもらいたいものです!

中3受験講座 講習数学担当:松本