気が付いたら買っていました。

駒澤大学陸上部大八木監督の著書『必ずできる、もっとできる』。

実はまだ読んでいませんが、時間がある時にじっくり読みたいと思っています。

駒澤大学は、今年の「箱根駅伝」で優勝、さらに今シーズンの「出雲駅伝」・「全日本大学駅伝」の2冠に合わせて大学3冠を達成した駅伝の名門。

大八木監督の指導の下、三大駅伝では最多の27回の優勝回数を誇りましたが、今年限りで大八木監督は勇退します。

その大八木監督に関してこんな記事を目にすることがありました。

平成の「常勝軍団」を作り上げたあと、しばらく駒澤大学は優勝から遠ざかっていました。

「子どもたちが、やらされているという感覚で身に付いてないな」と感じるようになります。

「自分が変わらないと勝てない」。その思いが、大八木監督を動かします。

自分を変えようと思ったときにまず行動を変えることにしました。

何より先に変えたのは、これまで大八木監督自身が「体がつらい」という理由でコーチやマネージャー任せにしていた朝練習で、選手の走りにしっかり自転車でついていくことにしました。

朝練習についていくようになってから、明らかに選手たちの表情が変わってきました。

大八木監督の行動の変化に選手たちが「本気度」を感じたのだと思います。

 

組織はリーダーの力量以上には成長しません。

組織を変えるには、まずリーダーが変わらなければ、他の人を変えることはできません。

私自身も生徒を指導するリーダーです。

私自身が変わらなければ生徒は変わりません。

 

明日は、私立高校の合格発表があります。

 

生徒の結果は、私自身の結果でもあります。

 

良い結果が得られることを信じています。

中学部主任 理科・社会担当 小澤