2018年11月16日、私たちの生活に身近に使われているものの定義が変わることになりました。
それは何だと思いますか?🤔
それは「1kg」の定義です。
(実際に施行されるのは2019年5月20日からのようです。)
ちなみに1kgの正確な重さって、どのくらいかわかりますか?⚖
1円玉が1gなので、1000枚分になりますが、1円玉を1000枚も持っている人あまりいませんよね。算数が得意な子なら、水1リットルで1kgと答えられるかもしれませんね。それでもほぼ正しいのですが、水は温度によって重さが変わるので、厳密には正確ではないようです。
今、この1kgの正確な重さを測れるのは、世界に一つしかない分銅「国際キログラム原器」というものしかありません。家の計量計でも1kg測れるよ!と思うかもしれませんが、その計量計の1kgの基準になっているのが、この国際キログラム原器です。この国際キログラム原器が無ければ、重さの基準が無くなるので、重さを測ることができなくなってしまいます。
この国際キログラム原器、すごく大切に保管されてきたのですが、作られたのが約130年も前のため、ほんの少し重さが変わってしまった(軽くなってしまった)ということで、今後は人工物ではない新しい1kgの定義を作り、それを1kgの定義にしようということで、1kgの定義が変わることになりました。
今度は1kgに含まれる原子の数によって定義することとなるようです。そうなれば、今まで国際キログラム原器を使ってしか正確な1kgを計測することができなかったものが、いつでも正確な1kgをその定義によって測ることができるようになります。
えっ!?重さの定義が変わるってことは、自分の体重が 増えるの?😫 減るの?😃 と考えてしまう人もいるかもしれませんが、
安心?してください。今までの重さもこれからの重さも変わりません。
でも、1kgの定義が変わるのに、私たちの生活に全く影響がないってすごいことだと思いませんか?
世界の頭のいい人達が研究や努力を重ね、私たちの生活に影響が出ないように、とんでもなくすごい技術を使ってそれを成し遂げていることを考えると、ちょっと感動しませんか?
車が開発されて、移動がとても便利になり、パソコンが発売されて世界は一気にコンピューター化していき、スマートフォンが発売され、いつでも世界とつながることができるようになりました。すごいアイデアや技術というのは、私たちの生活を一気に変えることだと思ってしまいますが、今までの私たちの生活を「変えない」ということにも、すごいアイデアと技術が使われていたりするのですね。
マイティー進学院は創立30周年。創立以来変わらない愛情と情熱で生徒一人一人を手厚く指導し続けています。今ではマイティーを卒業生した生徒がお父さん、お母さんとなりそのお子様をマイティーに通わせてくださるような歴史ある塾になりました。お父さん、お母さんがマイティーに通っていた時と勉強内容や校舎など変わった点もあるかもしれませんが、生徒のための熱い授業は創立以来全く変わっていません。マイティーの熱い授業をお子様にもぜひ体験させてあげてください。
by 社内SE・ホームページ担当 萩原
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