中学生は2学期期末テストが終了して、ほっと一息という時です。
マイティーでは期末テストに向けて「テスト対策」が組まれている。テストが近づくと、普段は休みの土曜日や日曜日に毎週のようにテスト対策授業が入る。そして、講師も生徒もテストで結果を出すために共に頑張る。みんなで楽しんで(…楽しくない人もいるかな?トホホ…)参加するイベント、「お祭り」みたいなものだ。
勉強していて、楽しめるって素晴らしいことだよね!
実は、私もこのテスト対策を楽しんでいるのだ。
テストに出題される各単元を今日はどの内容を全員に定着させ、応用はどのレベルまで身に付けさせるか、毎回授業前に考えているのだ。何人かの生徒に同時に教えているので、生徒の定着度や理解度によっても変えなくちゃいけない。結構、これを考えることも楽しいのだ。
そして、考えていたことがツボにはまるというか、予想通りに進むと、ヤッター!と達成感が得られる。考えた通りに行かずに失敗することも多々あるけど、それがまた次につながる。生徒たちがテストで結果を出してくれればなおさらだ。
ところで、楽しむことと脳内物質が密接につながっているということ、みんな知っている?ドーパミンという脳内に分泌される物質があるんだって。
快感ややる気に大きな影響を与えるドーパミン!
ドーパミンは、快感ややる気に大きな影響を与え、学習能力や記憶力といった部分にも作用します。たとえば、「テストで高得点が取れた」「目標点数を達成することができた」といったとき「やったぞ」という感覚になると思います。これはドーパミンが分泌されたことで感じる快感によるものです。
学習能力に作用するというのは、一度、ドーパミンによる快感を経験すると、その快感に結びついて記憶されます。「やったぞ」というポジティブなイメージとともに記憶されるため強い記憶になるといわれています。つまり、同じ快感を欲しいと思うようになり、上の例でいうと「どんどん勉強をするぞ」「今度のテストでも達成しよう」というやる気を上げることにつながります。
ドーパミンをコントロール!
ドーパミンは、運動をする・笑う・達成感を得るといった方法で増やすことができます。
まず運動では、身体がこれ以上はきついと感じる運動を数分続けているうちに頭がすっきりした感覚になりますが、この感覚が訪れるまで運動するのがポイントです。
たとえば、マラソンをしていて「もう、走れない」と思っていても、走り続けているうちに爽やかな気分になった、という経験をお持ちの人も多いのではないのでしょうか。
また、笑うことでドーパミンが活性化します。「笑う門には福来たる」の精神でドーパミンを分泌していきましょう。
達成感を感じることも重要で、小さな目標を立てて達成していくのがおすすめです。日々、目標が達成されることでドーパミンが多く分泌されますし、ドーパミンのはたらきである、モチベーションUPの効果が毎日得られるといったことも期待できます。
(リビーキャリアホームページより一部抜粋)
日々の勉強で、わかった!できた!今日はこれをできるようにしよう!とか。小さな目標を立てて達成していくのが大切なんだね!
中学部 理科・社会担当 長嶋
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