Happy New Year 2020 🎍
ねずみ年がスタートしましたね🐭
皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか?
最近は、大晦日のカウントダウンが浸透してきましたね。以前は大晦日といえば、年越しそばを食べて、NHKの紅白歌合戦を観て、お布団の中で108回打たれる除夜の鐘を聞きながら年を越すのが習慣だった方が多いのかと思います。しかし、みなさん近年除夜の鐘の音よりも花火の音を耳にしていませんか?
実は、海外では大晦日から元旦にかけてカウントダウンや新年のお祝いのためにパーティーに参加する習慣を持つ人々が多いんです。今日は、私が今まで経験した、または面白いなと思った海外での年末年始の習慣について少し紹介しますね。
私はスペインやラテンアメリカで年末年始を過ごしたことがあります。
両地方とも、全般的な日本の方々が静かに大晦日を過ごし、元旦には初日の出や初詣に出かけるのに対し、にぎやかにパーティーをして過ごします。
スペインでは、12月31日(大晦日)23時59分48秒からぶどう🍇を一秒ごと一粒ずつ口にしながらカウントダウンをします。12粒全部口に入れることができたら、願い事がかなうと言われています。ラテンアメリカでもぶどう🍇の習慣もありますが、部屋中をスーツケースを引きずって歩きまわりながら年越しをする人たちもいます。これは、やってくる年(新年)には、旅行✈がたくさんできますように、との願いが込められています。さらに、年を越すときに身につける下着の色も願いによって異なります。黄色はお金に運がありますように、赤は愛に運がありますように、です。同じラテンアメリカ内でもポルトガル語が公用語のブラジル国では白い服を着て、派手な色の下着を身に付けて年を越します。下着の色の意味合いは、オレンジだと仕事運、青だと調和、黄色だと繁栄、赤・ピンクだと恋愛運、紫だとひらめき、緑だと健康、など自分の願いに合わせて選びます。
いずれにしても、朝まで家族や友達とワイワイがやがやと騒いで過ごします。ですから、元旦の昼間は疲れて寝てしまう人の方が多いですね🍻
ちょっと余談ですが、今日1月6日からみなさんは学校ですね。スペインでは、1月6日にやっとクリスマスが終了します。門松🎍ではなく、クリスマスツリー🎄が片づけられます。子供たちは2度目のクリスマスプレゼントをもらう日なので、この日の挨拶は、おはようでも、こんにちわでもなく、「ケ テ アン レガラード?(スペイン語)」(何のプレゼントをもらったの?)なんですよ~。
この日を境に年末年始のお休み気分を、仕事や学習に切りかけて行くのは日本と同じです。
外国の方々の一風変わった習慣を知るのは興味深いですね。皆さんは、英語(外国語)を学習するときに、ただ単語を覚えたり、文法で苦労したりしていませんか?楽しく学習できるための秘密は、海外の暮らしに興味を持って文化や習慣に親しんでみることです。そうすると、言葉についても興味を持ち、苦労が楽しみ変わっていくはずです。
さあ、今年も張り切ってスタートを切りましょう!
小学部 英語科 英会話・中学準備英語担当 増尾
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