みなさんこんにちは。英語科の五條です。

梅雨らしい日々が続いていますね。雨はただ見ているのも音が聞こえるのも好きです。心地よくてなんとなく心が落ち着きます。

 

忙しい日々の中、みなさんはどのように気持ちを整えているでしょうか。

以前、静岡市の賎機山の麓にある「臨済寺」というお寺の特別拝観に行きました。今川家の菩提寺で、徳川家康が子供のころ今川家の人質として過ごした場所でもあります。

近くまで行くと、大きな声でお経をあげている声だけが周りに響き渡っていました。境内に入るとその気高さに身も心も一瞬で引き締まり、ここに入ってもいいのかなあと思うほどでした。

修行僧の方がお寺の案内や説明をしてくれる中で「座禅体験」がありました。

静かにただ呼吸に意識をし、座禅を組む30分。

 

その時間の長いこと。

 

聞こえるのは鳥の声とお坊さんの静かな足音だけ。

未熟な私は後半は足が痛いことばかり考えてしまいぜんぜん心静かにできていませんでした。

 

しかし、不思議とそのなにもしていない時間の感覚をいまだにはっきりと覚えています。

 

座禅をすると心が整い、いろいろなよい効果があるのでお家でも習慣にするとよいとそのお坊さんがおっしゃっていました。

 

マイティーの先輩でもあるサッカーの元日本代表の長谷部選手の著書『心を整える』では、長谷部選手は心を整えるために「毎晩寝る前30分ベッドの上で何もせずに過ごす」と書かれています。

 

自分の心が整うときはどんなときだろう、と考えてみたところ

  • 早起きをしたとき
  • ウオーキングをしたとき
  • 倹約したお金の使い方ができているとき
  • お墓参りをしたとき
  • 勉強をしたとき
  • お菓子を作ったとき
  • 電車やバスで移動したとき

などかな、と思いました。

 

心を整えるのは、余裕のある時間をもつことなのかもしれません。

 

 

ある人は「時間に余裕があると人に優しくなれる」と言っていました。

 

意識して何かされている方、また毎日のルーティーンをこなすことで自然と心を整えている方と、みなさんいろいろかと思います。

私も少し意識をして毎日を気持ちよく過ごしていこうと思いました。

英語・国語担当 五條