進級おめでとうございます。桜舞う候、保護者の皆様方におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。学年が一つ上がり、一段と成長していく生徒達の目を見ていると、私達の指導に対する熱意がより掻き立てられます。またご家庭においても、お子様の成長を日々実感していらっしゃるのではないかと思います。お子様の成長を保護者の皆様方と共有しながら、より手厚い指導を心がけてまいりたいと考えております。

 さて、今年度から小学校では指導要領の改革がありますので以下にまとめておきます。特に英語(外国語)教育において大きな変更がありますので注意が必要です。今後益々英語の需要は高まります。マイティーでの早期からの受講を強くお勧めいたします。

指導要領改訂

●英語(外国語)
 小3から「外国語活動」が始まります。小3・小4の2年をかけて「聞く」「話す」のコミュニケーションを中心に、年間35時間(週1時間)の授業を通じて、英語に慣れ親しんでいきます。小5・小6では年間授業時間が、70時間(週6時間)に増えます。さらに成績のつく正式な「教科」になります。小3・小4で学んだ「聞く」・「話す」を基盤としながら、アルファベットの大文字・小文字の習得や英語の文構造の把握といった「書く」「読む」が加わってきます。

●プログラミング教育
 今まで「プログラミング教育」は、各小学校の裁量に任されていましたが、今回の改訂で必修となります。これは、AIの目まぐるしい進化、情報社会の急速な発達に対応するためです。コンピュータで文字を入力するなどの情報手段の基本的な操作や、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力の習得を目指します。ただし「プログラミング教育」は、前述した英語とは違って新教科にはせずに、現行の各教科の中で実施されることになっています。

●道徳
 今回の学習指導要領の改訂で、「道徳」は「特別の教科である道徳(=道徳科)」という位置付けになります。それに伴い修正が加えられた新しい教科書が使用されます。しかし「道徳」の目的は、物事を様々な角度から自分自身の道徳的価値を深めていくことにあるので、数値化された評価にはそぐわないとされ、成績はつかない予定です。

 最後に、今年度の小学部教室責任者をご紹介いたします。担当講師が替わることへの不安・心配もあるかと思いますが、お子様の学力や性格や家庭での状況などの情報を前担当から引き継ぎながら、完璧に連携をとって進めます。また、前担当とは違った視点からもお子様を指導できますので、様々な観点から多くの成長を促すことができると確信しております。マイティー通塾にマンネリを感じることがないように常に新鮮な気持ちで指導に当たるように心がけて参ります。今年度もよろしくお願いいたします。

マイティー進学院 塾長 林健太郎